【Preview】トップリーグ 第8節 vs 東芝ブレイブルーパス戦

2016.10.22

前節の近鉄戦での逆転勝利から、通常より1日長い7日を空けての第8節。この試合をもってシーズンは折り返しとなる。相手は9位のリコーに勝ち点差5をつけ7位につける東芝だ。

リコーは、南アフリカ代表でのプレーを終えチームに合流したLOフランコ モスタートが先発、トップリーグデビューを果たす。もう一人のLO馬渕武史、FLに回ったマイケルブロードハーストらとともに、運動量と激しさで接点の制圧にかかる。ブロードハーストは、東芝・リーチ マイケルとの“ブラインドサイドフランカー(6番)対決”にも挑む。

FWに外国人選手2人を配置したリコーに対し、東芝はBKに2人という布陣。元オールブラックスのCTBリチャード・カフイ、WTBコーリージェーンがそろって先発出場するのは初となる。リコーは神戸製鋼戦、近鉄戦、共に一瞬の隙を突かれてスピードのあるBKにトライを奪われているが、今節はケアしたい。CTBには開幕戦で負傷した牧田旦が復帰。心強い知らせだ。

過去トップリーグにおいて、リコーが7試合を終え3勝4敗だったシーズンは、2009-10年、2010-11年、2012-13年の3回。後半戦の勝敗と最終順位は、09-10年が1勝5敗(12位)、10-11年が3勝3敗(7位)、12-13年が2勝4敗(10位)。総力戦となっていくシーズン中盤以降、勝ち星を重ねるには本当の力が必要だ。そんなタフな時期の入り口にあたるのが今節のゲームといえる。

2012-13シーズンに挙げた東芝からの初勝利も同じ第8節の出来事だった。乗り越えればこれまでとは違った景色が見えてくる。4年ぶりの歓喜を。

- 上位進出を懸け、3シーズンぶりの勝利を目指す -
- 好調なFW陣が今節も勝敗の鍵を握る -

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