第10弾:カスタムメイドなメディカル&リハビリ・プログラム

Inside the RICOH BlackRams

2010.10.25

 ケガへの的確な対処や、練習・試合前後の細やかな体調管理は、よいパフォーマンスを発揮し続ける上で不可欠。リコーブラックラムズでは、メディカルスタッフが選手個々の体調の把握に力を注いでいます。

練習前後は尿採取を行い、検査機器で分析。脱水症状などの兆しがある選手にはすぐ指摘。関節の可動域のチェックを通じて、選手個々に自らの柔軟性を理解させ、ケガや不調の察知にも努めています。

その他にも、サプリメントやプロテインの摂取や、乳酸など疲労の原因物質を除去する効果が高いと言われる交代浴(「ホット&コールド」)などクライオセラピィー(cryotherapy=冷却を目的とする物理療法)等の指導もしています。

大きなケガをした選手には、スタッフによって復帰までのスケジュールが策定されます。「ラン開始」「コンタクト復帰」というターゲットに向かい、選手はリハビリに集中。回復状況の情報は、メディカル・ミーティングを通じてコーチらに伝えられ、長期的なチームの方針決定に生かされます。

ここ数年で進んだ、メディカル&リハビリ・プログラムの充実は、選手自らの意識改革ももたらしています。自分の体調に敏感になり、違和感を放置せず対処する。最高の状態で試合を迎えるための準備を、積極的に行う選手が増えています。

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